元大工の小言素材

28 10月

2006年10月28日 20:34

カテゴリ: 素材

素材について

今、建設素材についていろいろ考えています。
材木だけではなく断熱材や、壁紙、外壁材、建具など
すべての材料についてです。

すごく頭が痛くなるほどに難しいです。
やっぱり、いい物は高いから。（普通の物が、安すぎるのですけど。）

「予算と素材」

永遠のテーマです。

石川県,白山市で建匠舎は、自然素材、珪藻土、無垢の木を使った新築、住まいのリフォームを行っております。

20 10月

2006年10月20日 17:35

カテゴリ: 素材

かわらチップ

家の庭に瓦チップを撒いてみました。

コンクリートみたいに暑くなりにくく安いリサイクル商品です。

本当に瓦を砕いた物です。
結構おしゃれでしょ。

石川県,白山市で建匠舎は、自然素材、珪藻土、無垢の木を使った新築、住まいのリフォームを行っております。

27 9月

2006年09月27日 22:45

カテゴリ: 素材

ウッドデッキ

ウッドデッキを造ってほしいと依頼がありまして、
使う木材について、考えています。

左が、ウリン　右が、石川県産桧です。

桧については、いわずとも知れた国産針葉樹で最高級の木です。
腐りにくいし、虫にも強いといわれています。
が、1年に1～2回メンテナンスが必要と思われます。

ウリンという木は外国産なのですが、別名アイアンウッド
と呼ばれ、半永久的に腐らないらしいのです。
メンテナンスは、ほとんど必要ないそうです。
ただ、値段も桧の3,4倍するし、非常に硬いので（加工が容易ではない）
施工費も高くなります。

個人的には、近場の木を使って、チョコチョコ手をかけてやれば、
愛着もわくし、楽しいし、いいと思うのですが。

難しいです。
お客様の判断ですね。

ちなみに、これからウッドデッキを考えている方、
雨のかかるとこで、SPF（ホームセンターに売っている白いやつ）や
松（パイン）系統を使うのは、いかがなものかと思います。
ちょっと高くても、いい材木を使いましょう。
もちが違います。

石川県,白山市で建匠舎は、自然素材、珪藻土、無垢の木を使った新築、住まいのリフォームを行っております。

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20 2月

2006年02月20日 23:44

カテゴリ: 素材

杉の床（間伐材）

２Fの床貼り状況です。材種が杉で板厚が３６mmの剛床工法としています。
１Fの天井仕上げも兼用しており、表しの梁組とともに見える状態になります。
この材は１００％無垢材ですが価格はそんなに高いものではありません。何故か？それは間伐材を利用して作られたものだからです。（間伐材の説明は長くなりそうなので省略します）間伐材は温暖化現象や自然災害などを防ぐ　森　を守っていくための犠牲です。その犠牲を少しでも取り入れていくことで地球環境やお客様にエコやコストをやさしくご提案できればと思っております。

　

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2 2月

2006年02月02日 19:02

カテゴリ: 素材

ここが違う！～床材～

今日、床材が納品されました。
材種はひのきの特1等材で厚みが24?の本実加工品です。
ひのきは水に強く、腐りにくい木材です。（ひのき風呂など）さらに、害虫を寄せ付けない成分を含んでいます。（防蟻処理をしなくても良いとも言われています。）
針葉樹であり肌あたりも良く温かみがあり、人肌のような色艶をしているのでやさしい感じがします。その上、なんといっても香りがいい！です。
これだけ条件がそろっているので床材には最適です。
24?の厚い板の理由は、１F床下には合板やベニヤなどの新建材を使いたくないからです。湿気を含んでボロボロになっている状態を最近よく見かけます。リフォームしなければいけない状況もそこからきているのかもしれません。本物の一枚板なので、化学物質などがなく人体にも安心ですよ。

材や構造など一目見たい！方はご案内いたしますので、お気軽にどうぞ。

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31 1月

2006年01月31日 23:47

カテゴリ: 素材

木材の等級（グレード）

木材にはヒノキやヒバ、松など種類はいろいろありますが、

その種ごとに等級（グレード）

があります。それによって質や見た目、価格が違うというわけです。

一般的に大きく分けると　[1等－特1等－小節－上小節－無地]　といった感じです。

節の程度が[大きくまばら－抜けが無い－小銭程度－小指程度－無い]が簡単な目安です。

価格は1等が安く無地が高いわけですが、

大壁などの柱が見えない構造では1等材を用いて安くあげることができます。

昔は、和室など見える柱や枠材には必ずと言っていいほど

無地材が使われていましたが、

規則ではないので価格と相談しながら好みの等級を選ばれるのも良いかと思います。

強制的に高い材を使う必要が無いということです。

結構、小節と上小節の見極めが微妙で判断が難しいときがあります。

又、上小節が無地に近いもので納品されるときがありお客様が得する場合も実際あります。

弊社では、ヒノキの特1等材24ミリ厚を実サネ加工して床材に使用しております。

耐水、耐久、耐虫に優れているほか、人肌に近い木色です。

節は結構ありますが、ピンク色でやさしい感じがします。

（そんなに気にならないですよ。）

元大工の小言